~ジムニー スパークプラグ交換~
サービススタッフの内田です。
本日は、埼玉県熊谷市A様(ジムニー/JB23)、エンジンオイル、オイルエレメント、スパークプラグ交換でご来店です。
今回はエンジンオイル、オイルエレメントに加えてスパークプラグの交換もご依頼頂きました。
使用するスパークプラグはお客様ご指定で、
・NGK Premium RX(LKR7ARX-P) になります。
こちらのプラグ、細い中心電極を使うことで火花がきれいに飛びます。ルテニウムという貴金属で出来ているそうです。あと、外側電極の先にピョコっと突き出ているのは白金チップです。この突き出しチップがこのプラグの特徴の一つで、燃焼効率が高く、燃費の向上やアクセルレスポンス向上につながるようです。
実際にこのプラグからどのような火花が出ているか参考までに写真をご覧ください。
ちなみに、下の様な中心電極が太いプラグは火花がバラける傾向にあり、燃焼効率もあまりよくありません。
それでは、作業の方へ。まずはインタークーラーを外し、シリンダーヘッドの黒いアッパーカバーも外します。
その後、イグニッションコイルを外すのですが……。1番シリンダーと2番シリンダーのコイルは障害物もなく簡単に外せますが、3番シリンダーのコイルはインタークーラーのリアブラケットを先に外す(ずらす)必要があります。ABVのコントロールバルブにつながるホース&パイプが直上にあり、コイルが抜けないのです…。
これでプラグに辿り着けます。
実際に取り外したプラグはこのような状態でした。外側電極が結構消耗してます。
こちらのプラグ『イリジウムプラグ』ではありますが、中心電極のみイリジウムになっています(片貴金属)。ですので、交換サイクルは軽自動車で7,000km~10,000kmです(あくまで目安です)。イリジウムプラグ=全てが長寿命、ではないので注意して下さい。
取り外したプラグ(片貴金属タイプ)と今回取り付ける新品プラグ(両貴金属タイプ)の先端形状の違いです。Premium RXの交換サイクルは軽自動車で60,000km(目安です)と長寿命です。
あとはプラグを取り付け、外した部品を戻して完了です。
この度は作業のご依頼頂きありがとうございました。