~ジムニー スパークプラグ交換~
サービススタッフの内田です。
本日は、埼玉県伊奈町のH様(ジムニー/JB23)、スパークプラグの交換です。
こちらの車両、エンジンチェックランプの点灯及び、エンジンのふけ上がり不調とのことでレッカー搬送されてきました。
自走が可能なので試乗してみましたが、確かに3000rpmあたりで回転数に引っ掛かりがあるような感じがしました。
スキャンツールで診断すると、DTC(故障コード)『P0301/No.1シリンダ 失火』を検出しました。症状的に見て一番に疑うのはプラグかイグニッションコイルです。
プラグの状態確認のため、分解していきます。
そして、外したプラグの状態はこのように……。手前から、1番(シリンダ)・2番・3番のプラグです。1番のプラグは中心電極がかなり消耗していて、外側電極も消耗が進み、電極間のギャップが大きくなっています。こうなると失火を招きやすく、イグニッションコイルにも負荷がかかります。3番もなかなかですね…(汗)
ちなみに、こちらの車両の整備データを当社の管理システムで参照したところ、プラグの交換履歴がありませんでした。
現在の走行距離、90,000km弱……。もし、新車装着から未交換ならスゴイ長持ちしましたね。
ということで、プラグを交換します。ついでにイグニッションコイルの交換も依頼されましたので一緒に交換します。
使用プラグは以前のブログでも紹介しました、
NGK Premium RX です。イグニッションコイルもNGKのものを使用します。
取付完了まで一気に!
ついでに、ヘッドカバーを簡単に清掃して、
インタークーラーを戻します。
最後にDTCの消去、試乗をしました。エンジンの回転もスムーズに戻りました。
この度は作業のご依頼頂きありがとうございました。