~ジムニー 部品交換 その①~
サービススタッフの内田です。
本日は、東京都町田市のS様(ジムニー/JB23)、部品交換のためお預かりです。
一週間ほど前に一年点検で作業した時、消耗部品の交換をおすすめし、改めてお預かりしました。
『その①』で交換する部品は、
・ファンベルト 4PK1030
・クーラーベルト 4PK645
・ベルトテンショナ
・スパークプラグ NGK LKR7BI8
になります。
それでは、始めていきます。
ベルト二本とテンショナから交換していきます。最初にレベルゲージガイドとベルトカバーを外します。クランク角センサー(通称クラセン)のカプラーも外します(カバー上部の穴の所の青いカプラーです)。
すると、ベルト丸見え状態になります。
次は、手前(短い方)のベルトを外すためエアコンコンプレッサーの固定ボルト(12mm×3本)を緩めます。これでコンプレッサーの上部が横にスライドするようになり、ベルトにかかるテンションが緩くなり取り外せます。
このボルトは緩めるだけでOK!コンプレッサーを取り外す必要はないですから。
ハイ、クーラーベルト取り外しました。
次はファンベルト(長い方)です。12mmのボルトを2本外すとテンショナが外せます。テンショナの裏に小さいカラーがあるので紛失しないよう注意です。
これで、ベルトも取れます。
左が新品のテンショナです。取り外した方は、回転させるとゴロゴロと異音がしました。
外したファンベルトがこちらです。これ、中々スゴいですね…。ヒビ割れしているベルトは見ますが、こちらは山(リブ)が根元から消失している状態です。
それでは、新しいベルトを取り付けます。
新しいファンベルトとテンショナを取り付け、ベルトにテンションを掛けボルトで固定します。
新品のクーラーベルトは入れずらい個体がありますが、こちらはわりと簡単に入りました。クーラーベルトはバールでテンションをかけながら、ボルトを締めます。結構筋力が必要です!
あとは、カバーとレベルゲージガイドとクラセンのカプラーを戻します。最後にエンジンかけた後、ベルトの張りを確認して完了です。
余談ですが、昔ベルト交換が終わってエンジンかけようとすると、エンジンがかからない…。クランキングするけど初爆がない状態…。ちょっと焦りましたが、改めてエンジンルームを確認すると、クラセンのカプラーが抜けたまま…。最終確認大事!
あとはプラグ交換をしました。
中々の消耗具合です。
『その②』へ続きます。