サービススタッフの内田です。

『その①』からの続きです。

さて、次の作業はお客様からのご相談で左右ドアウィンドウがガタつくということです。確かに少し窓を下げた状態で触るとガタがあります。当店の在庫車と比べるとやはりガタが大きいです。

ただ、窓の開閉動作自体に異常はなく、レギュレータの故障ではなさそうです。そうなると、ガラスを挟んで支えているランチャンネルの摩耗が疑わしいですね。

ということで、今回はそのあたりの部品諸々交換します。

まずドアミラー、ドアトリムを外し、シーリングカバーをめくります。ここは毎度ですが、ブチルゴムとの戦いです…。

次に、アウターウェザーストリップを外します。前方を持ち上げ、フロント側に引っ張ると抜けます。

次に、ランチャンネルを外します。

フロント側。

リア側。

ドアサッシュも交換するので、ガラスを抜き取ります。

ついでにガラスをキレイにしておきましょう！まぁ、見えないところなんですけどね！

リア側ドアサッシュを交換していきます。

これはスクリュ2本で固定されているだけなので簡単ですね。

さて、ここで作業的に折り返しですね。

新しいドアサッシュを取り付けます。

続いて、ガラスを戻します。

ちなみに、ドアガラスのガタつきはレギュレータとガラスの固定スクリュ(上の写真参照)やレギュレータの取り付けスクリュの緩みでも発生します。ガラスの上下動や走行の振動などで緩みが出る場合もあると思います。

 

『その③』へ続きます。