サービススタッフの内田です。

本日は当店の展示車両(ジムニー/JB23)、インナードアハンドルの交換です。

車両の内側からドアを開けるときに、ドアハンドル付近が何かガタつきます。

ドア自体はちゃんと開くけど、やっぱり何かガタつく……。

ということで、状態確認のためバラしていきます。

まずはドアトリムを外すため、インナーガーニッシュ、ドアグリップ、ロックノブ、クリップを取り外します。

そして御開帳～。

デッドニング用ですかね？アルミシートが張り付けてありました。(当店で施工したものではありません)

すると…、原因が分かりました。ドアパネルにはまる2ヶ所の爪の内の1つが破損していました。これは流石に修理できないので、部品交換になります。

こちらの部品は、ドアハンドル部とその先のリンクロッドまで一体での供給なので、交換時はロッドのドアロック側も抜き取ります。

スライドタイプのクリップを跳ね上げて固定を解除し、ロッドを抜きます。

白いクリップにはまっている箇所があるので外します。これでドアハンドル＋リンクロッドが外れます。

部品の比較です。左が新品部品で右が破損した部品です。このドアハンドルの爪部はスライドするようになっているので、取り外すときはスクリュを外しただけでは取れません。なので、スクリュを外す⇒前方(車両フロント方向)にスライドさせる⇒手前に引っ張る、これで外れます。(実際にはリンクロッドが付いているので、ドアハンドル部だけが外せるわけではありませんが)

あとは逆の手順でリンクロッドを固定し、ドアトリムを取り付け、外した部品を元に戻して完了です。

内部構造が分からない部品の取り外しは気を付けてやらないと怖いですね。